2025-09-26
前装冠に使われる素材による違い
前歯の補綴治療でよく使われる「前装冠(ぜんそうかん)」は、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた被せ物です。前装冠に使用される素材によって特性やメリット・デメリットが異なるため、治療前に知っておくことが大切です。こちらの記事は自費治療になります。
1. メタルボンド(セラミック+金属)
金属のフレームにセラミックを焼き付けた冠です。
- メリット:強度が高く、奥歯でも使用可能。長持ちしやすい。
- デメリット:金属色が歯茎の縁にわずかに透けて見えることがある。
2. オールセラミック(E-maxなど)
E-maxはリチウムディシリケートガラスを主成分とするオールセラミックの一種で、天然歯に近い透明感と色合いが特徴です。
- メリット:自然な見た目で、変色や金属アレルギーの心配がない。
- デメリット:極端に強い力がかかる場合、割れることがある。
3. ジルコニア
ジルコニアは非常に硬く、耐久性に優れたセラミック素材です。
- メリット:強度が高く、長期間安定して使用できる。金属アレルギーの心配もない。
- デメリット:非常に硬いため、硬い咬合面と接触すると隣の歯を摩耗させることがある。
4. ハイブリッドセラミック
セラミックと樹脂を混ぜた素材で作られる冠です。
- メリット:自然な色合いで、咬み合う歯への負担が少ない。
- デメリット:摩耗や変色が起こりやすく、長期使用には注意が必要。
前装冠の素材選びは、見た目の自然さ、強度、咬み合わせ、費用などを総合的に考慮することが大切です。南越谷の市川歯科・矯正歯科では、患者様の希望や口腔内の状態に合わせて最適な前装冠の素材をご提案しています。

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