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2025-02-27

酸蝕歯とは?

酸蝕歯(さんしょくし)とは、酸性の物質が歯の表面に繰り返し作用することによって、歯のエナメル質が溶けてしまう状態を指します。エナメル質は歯の最外層であり、非常に硬くて強いですが、酸に弱いため、酸性の飲食物や胃酸(逆流性食道炎などによる)などが原因で溶けることがあります。

酸蝕歯が進行すると、歯の表面が滑らかでなくなり、光沢を失ってくすんだように見えることがあります。また、歯が薄くなり、象牙質が露出することで、歯の色が黄色っぽく見えることがあります。進行すると、歯の強度が低下し、痛みを伴うこともあります。

酸蝕歯を予防するためには、酸性の飲食物や飲料(例:炭酸飲料や果汁など)を摂取した後、すぐに歯を磨かず、唾液によって自然に中和される時間を持つことが大切です。ちびちび酸性飲料の摂取をやめ、ストローの使用、ガムを噛むことでも酸性歯を予防できます。また、フッ素を含む歯磨き粉を使用することや、酸性飲料を飲んだ後に水で口をすすぐことも効果的です。

部活動でスポーツをされているお子様はスポーツドリンクを飲む機会が多いかもしれませんが、夏場の脱水防止にはなるものの、スポーツドリンクも酸性飲料であり、継続的な摂取は歯にとってはあまり好ましいものではありません。できるだけ麦茶などを準備する方が良いと思います。

お子様の歯は、生えて間もなく虫歯になりやすいため、是非定期検診をご受診ください。定期検診のことなら南越谷 市川歯科・矯正歯科へ。

飲料水の酸性度(PHが低いほど酸性)

PH6-7: 緑茶(PH6.2)、牛乳(PH6.8)、水(PH7)

PH5-6: 味噌汁(5.4)

PH4-5: トマトジュース(PH4.8)、醤油(PH4.7)

PH3-4: 野菜ジュース(3.7)、スポーツドリンク(PH3.5)

PH2-3: コーラ(2.2)

酸性度

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