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フッ素歯面塗布

子供の歯が心配

虫歯予防にフッ素塗布と聞いたことがありませんか?フッ素には、歯を強くしたり、虫歯菌の活性を抑えたり、初期虫歯を治す力があります。アメリカでは水道水にフッ素が含まれている州があるほど。WHOの勧告でもアメリカの歯科予防ガイドラインでも最高位ランクに位置し、確実性が高いと評価しています。

市販のフッ素量と、歯科医院のフッ素量

現在日本で市販されている歯磨き剤に入っているフッ素量は1500ppmですが、歯科医院でフッ素を塗布する場合は、9000ppmものフッ素量となっています。フッ素は低量でも効果を発揮しますが、高濃度のフッ素を少なくても年に2回、虫歯になりやすい方は、年に3~4回歯科医院での塗布をおすすめします。歯科医院では、高濃度のフッ素を塗布後、4分ほど放置しますので、その間に歯の表面に硬いアパタイトができて歯を一層丈夫にします。

歯科医院でのフッ素塗布

歯科医院では、はじめに歯をきれいにクリーニングします。そのあと、綿球にて塗布(保険内)、トレーにて塗布(保険外)のどちらかでフッ素を浸透させます。3~4分経ったら、唾液を吐き出します。塗布後30分以内の飲食はお控えください。

フッ素はいつから塗布できる?

フッ素の効果は、生えたての赤ちゃんの歯に抜群に効果があります。生えたての歯はやわらかくて虫歯に弱いからです。その分、フッ素を取り込みやすく、塗布により表面が硬くなります。そして、大人の方おすすめしたく、特に、高齢の方に多い、根面う蝕と呼ばれる歯の根元の部分は、象牙質がむき出しになり、大変虫歯になりやすい状況です。フッ素を塗布することでやわらかい象牙質が硬くなり虫歯を予防します。

フッ素の虫歯予防効果

歯面のエナメル質を構成するハイドロキシアパタイト結晶にフッ素が入り込み、結晶が安定して、酸に溶けにくい歯質になります。また、フッ素は歯垢の中に停滞し、虫歯の活性を阻害したり、酸を作らせないようにする効果もあります。

フッ素を塗るタイミング

できれば定期検診のタイミングで一緒に塗布されるのがいいですね。定期検診でのクリーニングと共に、フッ素塗布をして虫歯予防をしましょう。

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