2025-10-27
歯がない部分を放置するとどうなる?
歯を失ったまま放置すると、見た目や咀嚼(そしゃく)だけでなく、口腔全体の健康にも影響を及ぼします。早めの対応が重要です。
1. 隣の歯が傾く・移動する
歯が抜けた部分の隣の歯は支えを失うため、徐々に傾いたり、隙間に向かって移動したりします。これにより咬み合わせが乱れ、歯並びの悪化や噛みづらさが生じます。
2. 噛み合わせのバランスが崩れる
失った歯と反対側の歯も支えがなくなると伸びてきたり、噛み合わせが不安定になります。結果として顎関節に負担がかかり、顎の痛みや肩こりの原因になることもあります。
3. 咀嚼力の低下
歯がないと食べ物をしっかり噛めず、消化や栄養吸収に影響することがあります。硬いものを避けるようになると、食生活も偏りがちです。
4. 見た目や顔の印象への影響
歯が抜けたままだと口元が下がり、顔の輪郭が変わることがあります。笑顔や会話にも影響するため、心理的な負担になることもあります。
5. 虫歯・歯周病リスクの増加
歯がない隙間には食べ物が溜まりやすく、周囲の歯や歯ぐきが虫歯や歯周病になりやすくなります。
歯を失ったら早めに対処を
インプラントやブリッジ、入れ歯などで歯を補うことで、健康な歯や咬み合わせを守ることができます。歯が抜けたまま放置せず、早めに歯科で相談することが大切です。

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